スポーツチャンバラとは・・・
世界の調和と、人類百万年の夢、それがスポーツチャンバラ1971年に、剣道・居合道の達人、田邊哲人(たなべ てつんど)会長によって作られた実戦・護身(ごしん)スポーツです。 重い道具や防具、細かい規制などから解放されて、だれでも気軽に楽しむことができます。次のような特徴があります。
☆安全! ☆国際的! ☆実用的! ☆武道の精神が学べる! ☆世代間の交流の場! ☆めっちゃ楽しい!! 級・段位級位は10級から1級、段位は初段から10段まであります。 級と5段までは、師範、師範代、A級インストラクターの認定する審査により(実技・学科等)合否を決定し、国際スポーツチャンバラ協会が 認定します。6段以上は、国際スポーツチャンバラ協会の審査、推挙によります。 ☆ スポーツチャンバラの道具 1:棒(ぼう) スポーツチャンバラで使用する、得物(えもの=武器)と、ヘッドギア(面)防具そのほかです。 スポーツチャンバラでは、得物はすべて 「エアーソフト」 という、空気を入れて使うものです。たたかれても痛くない、安全なものです。柄(え)の部分はプラスチック等なので、この部分で打ってはいけません。 問い合わせていただいてもOKです。 ※車の中など高温のところに置くと、材質が劣化(れっか)しますのでご注意を! ☆ 1:棒(ぼう) 200 cm で、棍棒(こんぼう)、鉄パイプを想定しています。 ☆ 2:長槍(ちょうそう)・薙刀(なぎなた) 190 cm で、長槍・薙刀を想定しています。槍と薙刀では、攻撃方法が違います。 ☆ 3:長剣(ちょうけん) 100 cm で、刀、棍棒、鉄パイプを想定しています。スポーツチャンバラでは片手で持つことが多い。諸手(もろて)といって、両手で持って闘う種目もあります。 ☆ 4:小太刀(こだち) 60 cm で、刃物、棍棒、鉄パイプを想定しています。これも片手で扱います。 ☆長剣と小太刀を使う、2刀という種目もあります。 ☆ 5:短刀(たんとう) 60 cm以下で、ナイフなどの刃物を想定しています。 相手の上半身に「突く」やはり、腹部を中心に胸部や喉部や面などが重要な部位で有効となります。
☆ 6:面(ヘッドギア) 頭頂部、目など顔の部分、耳の部分を保護します。 ☆ 7:楯(たて) 「楯小太刀」と「楯長剣」という種目、また約束稽古(やくそくげいこ)に使います。クッションがきいています。 ☆ 8:エアポンプ 得物に空気を入れる時に使います。 基本的な打ち方☆回し打ち ☆すくい打ち ☆押さえ打ち ☆扇(おうぎ)打ち ☆突き ☆連打、コンビネーション 審判説明☆試合はすべて3分1本勝負、トーナメント方式、ただし決勝戦は3本勝負、全種目の3位決定戦は1本勝負。なお、団体戦の決勝戦は1本勝負とする。 ☆全種目の優勝決定戦は、選手を場内に整列させ、上席に挨拶(*礼)をしてから試合を始める。ただし試合進行都合上そのまま優勝決定戦を続けることもある。 ☆団体戦は、先鋒・中堅は必ず面をつけ、挨拶(*礼)をさせる。 ☆相打ちを見逃さず確実に取ること、ただし幼年の部においては、2回まで相打ちを取らず再試合、3回目からは相打ちとする。 ☆全種目の準々決勝からは相打ちを取らず、再試合とする。ただし審判は両選手に注意を与える。 ☆得物(えもの)落としは止めをかけず、勝負が決まるか相手が場外に出るか、逃げ切るまで試合を続ける。 ☆場外反則は、白線から両足が出た時点で反則とする。ただし、有効打・突きの旗が揚がっている場合は反則にならない。 ☆かばい手は特に注意する。*選手からのアピールは検査役と協議し、速(すみ)やかに判定(*有効「旗を上げ判定」・無効「再試合」)をする。 ☆突き技、早い小手技は見逃さずに特に注意する。*選手からのアピールは検査役と協議し、速(すみ)やかに判定(*有効「旗を上げ判定」・無効「再試合」)をする。 ☆打撃(*浅い)での有効・無効は特に注意する。*選手からのアピールは検査役と協議し、速(すみ)やかに判定(*有効「旗を上げ判定」・無効「再試合」)をする。 ☆槍の突き技で当たってから流れたものは有効打とし1本とする。*選手からのアピールは検査役と協議し、速(すみ)やかに判定(*有効「旗を上げ判定」・無効「再試合」)をする。 ☆他の審判が旗を上げた場合は必ず、(有効「旗を上げる」・無効「旗を振る・見えません「旗を交差する」)何かの基本動作を行う。 ☆得物の柄が相手に当たった場合や、相手にぶつけるような行為は反則負けとする。 ☆試合進行上、不戦勝(*検査役の指示)は行わない。なお、団体戦は2勝後の試合は(*検査役の指示)行わず判定を下す。 ☆その他、国際ルールに従う。 ☆その他は大会審判長に連絡する。 検査役説明☆各試合場に1名の検査役を配置するので、選手は判定に異議のある場合は直(ただ)ちに挙手をして、検査役に直訴(じきそ)をすること。ただし、検査役の裁定には従うものとする。 ☆また、その場で異議のないものは全て試合は成立したものとみなし、後での異議は認めない。また、試合が終わった後、審判員への不服は言わないこと。 ☆スポーツであり、武道であるのだから、人格の形成という「さわやかな人間」作りに励むよう。なお、選手は有効打・突きを受けた時は自らその非を認め、いさぎよく相手を讃(たた)えるよう、さわやかな試合作りをしていただきたい。 |